クラミジア以上に多い、危険なウィルス感染

 クラミジアよりもさらに深刻なのは、HPV(ヒトパピローマウィルス)の感染率であります。

 HPVにはいくつかの型があり、性器周辺には無数のイボをつくる尖圭コンジローマのウィルスとして知られていますが、型によっては悪性腫瘍、なかでは子宮ガンを引き起こす危険が高いものがあります。

この高リスクHPVの感染率が10代後半で過半数、20代前半で40%弱とあらゆる年代で突出しています。HPVに感染していることがわかってもウィルスを消し去る薬はいまのところありません。気づかれぬまま広がり始めているHPV感染が今後子宮頸がんの急増という事態を招くおそれが多いことは、おそろしいことであります。