STD(性病)は次の世代まで

 エイズ(HIV)を引き起こすHIVは潜伏期間があります。がんの発生を高めるHPVは徐々に細胞の異常分裂を進めていきます。その他のSTD(性病)の多くは人間を死に至らしめるほどの症状は発症させません。

 基本的に感染者は健康体であるがゆえにSTD(性病)は致命的なことをしないともいえるでしょう。STD(性病)は症状が穏やかでも、奥深くに侵入してしつこい不快感をもたらすことがあります。

 男性の場合、淋病クラミジアなどが尿道からつながっている前立腺に入り込むと治療が大変になります。また女性の場合でも膣から子宮、さらには腹腔内へと感染が広がり、下腹部の痛みなどを引き起こすこともあります。また感染者本人だけを苦しめるばかりでなく、次世代にまで影響を及ぼすこともSTD(性病)の特徴のひとつといえます。