性病(STD)とは

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STD(性病)はこんな性質を持っています

 ウィルスや細菌、病原微生物などが引き起こす病気(感染症)はいつの時代にも存在していました。長い歴史の間に消えていった感染症も少なくありませんが、STD(性病)に関してはなくなるどころか益々勢力を増しています。

 STD(性病)のもとになる病原体にはいずれも似たような性質があります。「感染力が非常に弱い」ということです。粘膜や血液など病原体にとって快適な場所から離れてしまうとすぐに感染力を失ってしまうということです。よって性行為という濃厚な身体的接触が無ければうつることもできないということです。

STD(性病)の多くは治療方法が適切でなくても、あるいは治療をしなくても自覚症状は消えてしまいます。だから患者も医者も騙されてしまうのです。「STD(性病)なんてわたしには関係ない」「かかってもすぐに治せる」そんな甘い認識がSTD(性病)を繁栄させた原因といえるでしょう。



STD(性病)は次の世代まで

 エイズ(HIV)を引き起こすHIVは潜伏期間があります。がんの発生を高めるHPVは徐々に細胞の異常分裂を進めていきます。その他のSTD(性病)の多くは人間を死に至らしめるほどの症状は発症させません。

 基本的に感染者は健康体であるがゆえにSTD(性病)は致命的なことをしないともいえるでしょう。STD(性病)は症状が穏やかでも、奥深くに侵入してしつこい不快感をもたらすことがあります。

 男性の場合、淋病クラミジアなどが尿道からつながっている前立腺に入り込むと治療が大変になります。また女性の場合でも膣から子宮、さらには腹腔内へと感染が広がり、下腹部の痛みなどを引き起こすこともあります。また感染者本人だけを苦しめるばかりでなく、次世代にまで影響を及ぼすこともSTD(性病)の特徴のひとつといえます。



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