HIV感染/エイズ(HIV)

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エイズ(HIV)に感染した人の数は

今日厚生労働省から、平成20年度のエイズ(HIV)感染者数の発表がありました。
その発表によると、エイズ感染者は相変わらず増えているということですが、
やはり、若年層のセックスに対する意識の低さからか、コンドームを着けて行うということにまだまだ認識が低いという現状が現れてきたのでしょうかね?

厚生労働省のエイズ動向委員会は17日、平成20年に新たに報告された国内のエイズウイルス(HIV)感染者が1126人で、平成15年以来、6年連続で過去最高を更新したと発表した。新たに発症したエイズ患者も431人と過去最高となった。

 感染者の内訳は男性が1059人と全体の約94%。感染経路別では同性間の性的接触が最も多く779人(約69%)、次いで異性間の性的接触が220人(約20%)と、性的接触が大部分を占めている。年代別では10代19人、20代333人、30代428人、40代202人、50代以上143人、年齢不明1人だった。

 昨年12~3月の四半期の報告数では、HIV感染者は249人と前回よりも43人減少したが、エイズ患者は124人と過去2番目に高い値だった。ヤフーニュース参照

この記事を見る限り、同性の性的接触が最も多いようですが、
相変わらず性的接触による感染が多いということは、エイズに関する認識が低いという表れかもしれませんね。

このエイズというものは、潜伏期間が長いということで、自分が感染しているという認識が薄く、その間に他の性的接触をすることにより、感染者を増やしてしまうという悪循環を起こしているということも考えられますね。

そう考えると、最近フェーズ6に引き上げられた「新型インフルエンザ」ともなんとなく似ているような気がしますが・・・

エイズもそうですが、やっぱりそのウィルスに対する正しい認識が必要であるということがいえるのかもしれませんね。



HIV感染/エイズ(HIV)とは

◆症状
感染直後はほとんどの場合、無症状です。発熱、のどの痛み、リンパ節の腫れなどが現れる場合もあるが2週間ほどで消えてしまいます。
感染後7~10年放置しておくと、免疫力が低下しはじめ、発熱、下痢、極度の倦怠感、体重減少などが現れてきます。エイズ(HIV)の発症です。さらに進行するとカリニ肝炎、口腔カンジダ症など、様々な感染症やカポジ肉腫、リンパ腫などの悪性腫瘍が起こり、エイズ(HIV)発症後2~3年で死にいたります。

◆検査
血液検査で抗体の有無を確認します。感染後6週間~3ヶ月ほどたたないと、抗体ができず、検査しても感染しているかどうかはわかりません。

◆治療
HIVの成熟や増殖を抑える抗ウィルス薬などを数種類組み合わせて使い、エイズ(HIV)の発症を抑えます。エイズ(HIV)発症後の治療は対処療法が中心となり、根本的に治すことは難しいです。



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